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2012年7月2日月曜日

ヤブレガサ

ヤブレガサ(破れ傘)・・キク科

撮影 2011.03.24

撮影 2011.03.24

撮影 2011.06.14

若葉の頃の姿が独特でヤブレ・・とかモミジ・・というより、オバケガサとでも名付けた方がぴったりしそうです。暗い山の中でこの草に出会うと、少々気味が悪いです。

これが食べられるということは聞いていましたが、最近まで食べたことも見たこともありませんでした。

数年前に甲府の居酒屋で「山菜の天ぷら」として初めて食べました。
特に印象に残る味ではなかったのですが、名前は強く印象に残りました。

知ってみると家の周りにいくらでもあるのです。
が、まだ食べていません。

とても良く似た草で同じように食用になる「モミジガサ」という名の草もあります。
どちらなのか迷いましたが、おそらくヤブレガサの方と思われます。

生えているのは山の中又は山際で日当たりの良くない(ほとんど日が当たらない)場所。

2012年6月30日土曜日

オオバコ

オオバコ(大葉子)・・オオバコ科

撮影 2011.05.20

撮影 2011.05.30

撮影 2012.06.30

撮影 2010.09.25

よく知られた雑草で、道路わきなどの硬い地面に生えています。
花茎は大変強く、手で引っ張ったくらいではなかなか切れません。
その強さを利用して、引っ張り合いをして遊んだものです。

葉脈の筋も太く強いので、葉を引っ張ると筋だけが残ったように切れる。

真冬以外はいつでも地上にあるが、花は初夏にごく小さなものが穂状に咲きます。
花が散った後も、穂はいつまでも残ります。
気にして見ていなかったけれど、この辺では真冬でも葉はあるのでは。

2012年6月28日木曜日

ゲンノショウコ

ゲンノショウコ(現の証拠)・・フウロソウ科

撮影 2011.05

撮影 2011.03

お馴染みの名前ですが、ヘンな名前です。
「(胃腸に)実際に効く証拠」を意味するそうです。

日本では民間薬としての代表格で、私も幼少時に常用してました。
苦かった記憶がありますが、今思うとほんのりと旨みもあったような・・

有効成分はタンニン。
茶葉と一緒で渋み成分です。

花色はピンクもあるようです。

目にした場所は比較的日当りのいい、道路沿いの草地。

2012年6月19日火曜日

ドクダミ

ドクダミ(蕺草)・・ドクダミ科

撮影はいずれも2011年6月上旬~中旬

ドクダミ科の仲間は他にはハンゲショウという主に園芸用に作られている植物が知られていますが、2~3種しかないようです。
それ故か名前そのものの印象が強いからか、ドクダミの名は知らない人は無いくらいです。

ジゴクソバ(地獄蕎麦)という別名もあるようです。
漢方薬の代表的な存在なのに、毒とか地獄というのはどうしてでしょう。

あまり日当りの良くない、ちょっとジメッとした場所に繁茂していて、鼻を近づけるといかにも薬になりそうな独特の強い臭いがあります。

生薬になるくらいですから、食べられます。
若い葉を天ぷらにすると美味しいとも。
葉を乾燥させて煮だしたお茶状のものは皮膚病に効果があるとされ、今も利用されています。

この簡素な白い花が咲き出すと入梅が近い、と感じます。

2012年5月29日火曜日

アカザ

アカザ(藜)・・アカザ科

新芽の頃
撮影2011年3月


開花
撮影2011年9月


春の新芽はその頂部が赤く染まっています。白く染まっている種もあるようです。
色が付いている部分を指でこすると、細かな粉が付いてきます。

この頃の葉は食用になります。幼少の頃、遊びを兼ねて川原で摘み、お浸しやゴマ和えで食べた記憶があります。年がバレますか。

アカザ科というのはホウレンソウと同じです。
2枚目の写真は花が咲いた姿ですが、トウ立ちしたホウレンソウと似ています。