2013年10月24日木曜日

オトコエシ

オトコエシ・・オミナエシ科
 
撮影2013.10.03
 
撮影2013.10.03
 
オミナエシかと思ったのですが、花の色が違いました。
オミナエシは黄色、このオトコエシは初めからずっと白です。
 
姿、形がオミナエシによくにているけれど、花の色が地味なのでこの名が付いたようです。
オミナエシは「女郎花」という字が当てられているので、それに対して「男エシ」です。
 
「男郎花」なんて当てられていますが、男郎なんていう言葉はあるのでしょうか。
 
雑草の中でひときわ背が高く、単独で咲いています。
花が開いて上の写真のようにならないと、存在が極めて薄い野草です。
 
一つ一つの花は極小さく、寄り集まって房(花序)になり輪性の茎を何本か出して株の形を作ります。
10月前後に一ヶ月ほど開花です。


2013年3月26日火曜日

オオイヌフグリ

オオイヌフグリ(大犬ふぐり)・・ゴマノハグサ科

撮影2011.03.20

撮影2011.02.22

撮影2011.03.07

これはタイトルにあるように「オオイヌフグリ」
「イヌフグリ」とは別で、イヌフグリよりあとから帰化し、姿がイヌフグリに似ていて大きめなのでこの名が付いたようです。
今はイヌフグリはあまり見かけません。

フグリというのは陰嚢のことで、種の形が犬の陰嚢に似ていることから来た名前。
イヌフグリの種はそれに良く似ているものの、オオイヌフグリの方はあまり似ていないらしい。

種の時期によく見て、確認ができたら画像をupする予定。

花の色形が可憐で、春一番の雑草として好む人が多い。
花もいいが、私は葉の付き方に惹かれました。
春先に、重なり合って茂っている様子が魅力的。

繁殖力が強く、畑の邪魔者なのが困りものですが。

2013年2月21日木曜日

スミレ

スミレ(菫)・・スミレ科

撮影2011.03.20

 
撮影2011.03.15
撮影2011.03.20

撮影2011.04.14

撮影2011.05.25-種

一般的には春、3,4月に開花して5月いっぱいくらい咲き続けますが、暖地では2月から咲き始めて、霜が降りるまでは陽だまりにはぽつぽつと見られる。

独特の形なのですぐにスミレとわかりますが、種類によってなのか環境なのか紫色が濃かったり薄かったり、白い花だったり、水色だったりと色合いが違っています。中には黄色もあるというが見たことがありません。

花を良く見ると、先が五弁に開いたラッパ状になっていいます。
この形から「墨入れ」を連想し、スミイレ→スミレとなったという説も。
どれもちょっとうつむいた様に咲く姿が可憐で、多くのファンを持つのでしょう。

栽培物のスミレ(パンジーなど)は有毒で、雑草のスミレは食べられます。
花を砂糖漬けにしたものがケーキのトッピングなどに使われています。

2012年11月12日月曜日

ツワブキ

ツワブキ(石蕗)・・キク科

撮影日2011.11.13

撮影日2011.11.13

撮影日2011.01.28

撮影日2007.11.04

海岸に近い地方に自生するフキ。
厚くツヤツヤした葉は一年中見られ、黄色に輝く花は秋から冬にかけて、野山に花が少ない時期に咲くので良く目立ちます。
花を含めた姿がいいのと、移植が簡単なこともあってか、観賞用として植えられているのも良く目にします(写真4枚目)。

葉茎は食べられま。
伊豆にも沢山自生していますが、春の山菜として親しまれているフキ程は利用されないようです。
所変われば・・で、九州(鹿児島)では「ツワ」と呼ばれて店頭に出ていました。栽培している畑もありました。

2012年11月6日火曜日

ヨメナ

ヨメナ(嫁菜)・・キク科

2008年10月撮影

2012年11月撮影

2011年1月9日撮影

2011年1月15日撮影

野菊といわれるものの一つ。

何株かまとまって咲いていますが、何となくさびしい秋の風情です。
でも、きれい。

白花の品種は、紫色と区別して「シロヨメナ」とも言われるようです。

2012年7月12日木曜日

ママコノシリヌグイ

ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)・・タデ科

撮影 2012.06.30

つる性で旺盛に繁茂し、群生します。

花はとても可愛いのですが、茎は全体に小さいトゲを持ち、触るとチクチクします。
花名はそこからきているようです。

身近な場所に生えていて昔から見慣れていましたが、この名前を知った時には驚きました。

ハキダメギク

ハキダメギク(掃き溜め菊)・・キク科

撮影 いずれも2012.06.30

掃き溜め菊・・誰が名付けたか良く言い得ている。

ハコベと似ているけれど、あの可愛さはない。
花の白、葉の緑が品に欠けると言うのだろうか、あまり近寄りたくない雰囲気。
差別や偏見は良くないけれど、そこは自然の植物に付きご免いただいての感想。